あたし しぶといわよ?
あーさぶい。
朝夕なんていっちょ前にヒンヤリしている京都です。
もう秋ですね、みなさん、ご機嫌いかがですか?

最近ね、わけあって砂時計を入手しました。

私は食器洗いが嫌いなんですけど
なんとか解決する方法はないものかと年中流しを占領してる奴らをみながら
一計を案じまして
食器洗いをゲームにしてしまえばいい、と思いついたのですね。
砂時計が落ちきる前に片付ける、という至極単純なゲームです。

それでこの砂時計なわけです。

しかし凄いもんですね、砂時計が100円で買えちゃうんですから。
だから時間の正確さはあまり期待してなかったんですが
時間を計ったところほぼきっかり3分で、再び、びっくり。

とまあ時間ほぼぴったり三分の砂時計をキッチンにおくことになりました。

効果はテキメン。
三分ってあっという間でゲームクリアは案外難しいというのがいいですね。
やる気に火がつきます。

なにせ狭いキッチンです、
そこに設置してあるこれまた極小乾燥台に前の食器があったりするだけでゲーム前からクリアはほぼ絶望的、
二食分の食器だなんてのはもってのほかです。

よって次のゲームに少しでも有利になるために
キッチンはモノを少なく常に臨戦態勢を整える必要があるわけです。

そんなわけで一食毎に食器を洗い
乾いた食器は食器棚へ、
という至極当たり前な習慣が身につきました。

砂時計に私が飽きるまでキッチンは安泰です。
http://diarynote.jp/user/81126/
シマリスさんの記事を読んで私も胸が痛くなりました。
まだ選択する以前だったら、まだやりようはあったのに、と思うと辛いです。

(自分もふくめ)人ってつい、自分の成功体験をおしつけてしまいがちですね、
なぜならそれ以外で乗り切る方法を知らないから。

その父親は偏差値以外の尺度、もしくはC高校のことをあまりよく知らなかったのではと思いました。

偏って知っていることはとても危険なんだと思う。
判断材料をあまり知らない場合物事の良し悪しは、
より知ってるというだけで「良し」と判定してしまうことって多いですから。

子供があまりに抑圧されててきちんと説明できないならば母親や兄弟が
きちんと父親に説明すればいいのだとおもいますが、
夫を説得できるだけの力を持たない妻って
もしかしたら割りといるのかもしれません。
あまりにこの手の話をよく聞きますから。

夫が妻をリスペクトしてないことが原因かと推測しますが、
(リスペクトしていない相手の言うことなんて
あまり聞く耳を持てないですから。)
だとしても挽回するチャンスとして母親に頑張ってもらいたかったと思いました。

夫婦に一番大事なものってなんだろう、
そんなことを考えさせられました。
『給油の大義 再三模索』

あはははは、なあにーこの記事の題名。
正直でいいねえ。笑っちゃう。
ちなみに今日の朝日の朝刊です。

だってね、『対テロ特別措置法を通すために大義を探していますよー』
って言ってるんだもの。

普通は「大義」がまずあって、それが「行動」を決めるでしょう?
堂々と「大義」を後付けしていいなんて知らなかったわ。

あっはっは~、おかしいおかしい。

純粋に人道支援とか安全が「大義」って言いきれない理由があるんだと思う。

だってさ、給油してあげた船や飛行機は
誤爆と称して丸腰の民間人を殺しまくります、とか、言えないよね~。
ブッシュ一族のビジネスの為です、とか言えないよね~。


いや、いくら政治音痴だっていっても
国益の為にアメリカにおべっか使いたい、ってのわかりますよ、安保とかあるわけだし。

でもそのかわり他国の民間人ころしてもしりません、ってことが、長い目で見ると
国益を損なうことにしかならないんじゃないかな?

政府は国益のため、って断言してるらしいですよ。

そのあたり、ちゃんと知りたいわけです。

H本を買うような

2007年9月28日 読書
ISBN:4862800181 単行本(ソフトカバー) 竹沢 宵子 総合法令出版 2007/07/10 ¥1,050

レジに持っていくのも躊躇する本で、
買っても押入れの奥にかくしておかなくちゃ、的なこっぱずかしい内容です。

関係ないけど男の子がH本買うのがきっとこんな気分なんだろな、と
なんだかその苦労を妄想してその労をねぎらいたくなりました。

結局、一部分を立ち読みしただけで買いませんでした。
だからここに記録しておきます。
こうしておくといつでも買える、という安心感で
買わずに済ませようという魂胆です(うしし)。

::::::::::::::::::::::::::::::::::

少しだけ内容の核心を。

それはとても単純なもので、
多分、気付いてはいるのだけど
無意識で認めることを拒否しているようなことで
本の力で意識上に引っ張っりだしてもらうことで初めて『気付く』。

ほんと、「今、気付いたや」、と唖然としました。
自分の日記を遡ると、自分でほとんど解答とも言えるヒントを記録しているのに、
全く気付かなかったようなことでした。

漫画だから良かったのかもしれません。

削除

2007年9月27日 日常 コメント (2)
昨日の日記は泣く泣く(大げさ)削除しました。
見るたびにテンションさがるもんでね。
しかも少し頭痛が残ってるからなおさら。

テンションといえば爽アイスのバニラが好きなんだけれど
コンビニ行ったらバニラの横にキウイ味がありました。
キウイって・・・・なんかテンション下がる。。。
だからそっと大量のバニラで隠しておいてあげました(優)。







ということを日記でもすれば削除しなくていいのだけど
そういうときに限って更新するネタがないものでしてね。

あ、でも更新しちまった。
時すでに遅し、、、、チッ。
■るんです(ヒロシです、風にどうぞ♪)
ボトルから溶媒を取ろうとピペットを差し入れようとしたら
ピペットの直径に対してボトルの口が小さすぎて
ピペットがはじきかえされたとです

ゴッ!!・・・・て。

■るんです
お気に入りのスプーンでヨーグルトを食べようとしたとですが
スプーンに対して容器が小さすぎて
スプーンがはじきかえされたとです。

やっぱり
ゴッ!!・・・・て。

■るんです
電気泳動ゲルを大量につくったとですが
コームいれわすれてたとです。
穴のない泳動ゲルなんてただの寒天、、、、、。
寒天ダイエットブームらしいですし、だれか、おひとついかがですか?

エチブロも入っとるとです。

■るんです
廃液をいつも使わない流しに捨てたとです。
そしたらなぜか、そのままドバーっと床が廃液まみれになったとです。
廃管がつながれてませんでした。

ラボにはそんなダミー流しが点在してるとです。
そしてなぜか一つ残らずひっかかるとです。

■るんです
きれい好きなのでラボの床をホウキで掃除してたとですが
通りかかったYpに
「なに割ったん?」
と聞かれたとです。

・・・・それは誤解です。
状況を誤解しているというより
人格を誤解されとるとです。

■るんです
映画館で突然、女の子の日がやってきたとですが
あいにくTバックでした。

ああ、これ以上は言えない。。。

るんです・・・
るんです・・・
るんです・・・・・・・・

ああ、悲しくなるほどいい天気だ。
私はテレビドラマが大好きだ。
干物女のラブストーリーとか、
江角マキコがキャリアウーマンとしてでる嫁姑闘争のやつとか
大好きな伊藤美咲のでる壁女山女とか。
だけど時間があわなくてなかなか見えない。

最近、いつでも楽しめるドラマを見つけた。

ただ、ちっともハッピーエンドにならないし
ストレス発散、というより
逆にストレスがたまりかねないのが難点だ。

今日は思いがけないストーリ展開で
おもわず新聞を読みふけってしまった。


■地球温暖化促進新聞■
安部さん辞任したみたいだね。
朝刊がすごいことになってた。
めくってもめくっても安倍、アベ、ABE!で
なんとほぼ8ページ全面。

そしてどのページも結びはどれもこれも同じような論調。
「安易」だとか「無責任」だとか「日本の外交の威厳低下を招く」とか。
わかってるっての、そんなん。
地球温暖化を毎日書いてるるくせに
無駄な文章で紙を無駄遣いするのはどういうことかしらね。

肝心な唐突すぎる辞任の原因がイマイチ不明。
参院選大敗後もあれだけ続投にこだわった安部氏が
どうしてそこまで追い詰められたのか。

健康上の不安と政策実行力の限界とは載っていたけど
総理の「 職を賭し」てまでの意地はどうしたのか。
おそらく最重要の課題だったであろうインド洋での給油活動継続に関する法案の成立は
今の状況でも十分だったはずだ。


■追い詰めたもの■

辞職の原因の一つにあるのが体力・気力の限界とあった。

食が細り、おかゆしか受け付けられず体力が衰えており、
思考速度も低下し答弁に時間がかかるようになっていた、とか。

確かに、参院選後以来、安倍氏の目の横の影が日に日に濃くなってたから気にはなっていた。
(そういうメイクしてる?!くらい濃い。)

だから直接的には体力・気力の限界が原因だったのだろう。
そして今回のトドメに
小沢氏に「挨拶」の会談の申し入れを拒否された。

そこでなにか糸が切れてしまったような印象をうける。
だけどそういう限界まで達してしまった理由は、一体・・・・。





■るんの思うノーソー疑惑■
全体的に阿部氏を助ける工作員が欠けてたのかしらねえ。
内閣改造で随分孤立してしまったのが致命的だったのではないか。

小沢との会見すらかなわないなんて、
どんだけ使えないんだ、安部の周辺は。

と仮定すると元凶は内閣改造にあり、
その原因は参院選大敗にあり
さかのぼると(これだけではないけど一つには)「政治とカネ」問題による信用の失墜がある。
松岡元農相、赤城元農相と次々に農相がやらかしましたから。
そしてとどめに遠藤農相。
ノーソー・ノーソー・ノーソー・・・・。
うーん、、、、これだけノーソーが続くと
誰か農相関連で安倍失墜を操る黒幕がいるんじゃないかと思ってしまう。

■それでもがんばったのね■
思い返せば、選挙大敗後、続投を決めたときはすごくかっこよかったんだけどな。

馬鹿にされた気がした有権者も多かっただろうけどさ。


思い返すとすごいでしょ。

自民の支持基盤である農村の支持を失うのを承知で進めた
『構造改革』でしょ~、
自らも公務員でありながら進めた
『公務員改革』でしょ~、
「空白の年金」問題のときも
自ら『ボーナス返金』して見せたでしょ~

政治家は党や自身の保身のみに走るのが日常な中で
自分で自分の首を絞めるのが一目瞭然な改革に挑んだ安倍氏は勇敢だった。



だからこそ、期待してた。
悔いは無い、とか言ってるらしいけど
多分ありまくりだよ。

ボンボンだのお坊ちゃまだのと虐められても乗り越えるという筋書きに登場したことだし、
悪タヌキと刺し違えてかっこよく最後を迎えるヒーローになりたかっただろうし、
それをあたしは期待してた。



でも、これ以上がんばってたら
小渕さんみたいか
もっと悪くて松岡さんみたいな最期になってたかな。
それだけは見たくないや。









・・・という話をBNにすると
『どうせ安倍の顔が好みなんだろ?』
と失礼なまでに鋭いツッコミが返ってきた。

こんなところでスルドさを発揮されると
まったくやりにくい。。。。





でも一番強く思ったのは
中途半端に断念して後悔するだろう安倍さんを見て

今がんばらなかったら、きっとすごく後悔する、あたし

ってこと。

WELL LIVE

2007年9月9日コメント (2)
Well live.
It is the greatest way to revenge.

割と記念日

2007年9月7日 日常
近所にすごくマズいお好み焼き屋がある。
結構よく行く。
割と記念日だったので、そのマズさを堪能しに行った。
だらだらと心地よく閉店まぎわまでいた。
愛のない結婚と
愛のある不貞と
そのどちらがより罪かなんて

聞かないで
そんなこと

社会の法と精神の法
そのどちらがより大事かなんて
そんなこと

無意味な問いは人生を無駄にする
どちらを犯しても罪は罪

だからあなたは悲しく去ればいい
あなたの築いた巣に ただ帰ればいい

この毒ある燐粉で
あなたがだめになる前に
■私はあの細い目をさらに細くして笑う人なつっこい朝青龍の顔が好きだ。
うらやましいほどの天真爛漫さがそこにあるからだ。

だけど最近のニュースにでる朝青龍の顔は、
目を細く吊り上げて今にも泣き出しそうな少年の顔ばかりだ。
異国の地で、他の追随を許さぬ強さを持ち続けた彼は、
もしかしたらとても孤独でほんとに泣きそうだったのかもしれないと思った。

■出稽古のときの暴力事件、八百長疑惑に対する対応、解離性障害の発症、無言の帰国、、、

それら数々の失態によって
彼や親方の批判や、相撲界全体の地盤沈下を反映しているとはよく言われることで
じゃあ、その地盤沈下ってなに?

一言でいうなら、才能を育む人間の不在、だったんじゃないかと思う。

朝青龍という才能は、異国の地で最強に強い力士になったが
勝ち続けることで自我の肥大が進み
相撲人生だけでなく人間性をつぶしてしまった。

勝てばそれで全てオッケーっていうのは相撲の精神にはありえないはずなんだけど、
なんかそんな価値観を彼から感じてしまうけど、
それって誰が教えたの?


ぽつんと一人でいて立派になった人間って見た事ない。
大抵、強くて正しい人には
守るべき人や
ライバル、
導く師匠の存在がある。

だけど同胞の朝赤龍はてんでライバルにならなかったし
高砂親方は朝青龍の才能を開花させはしたが自身の甘い性格と実績は
横綱を指導するだけの説得力に欠けていた。


人気があれば親方になれてしまう相撲界では
スモウレスラーの生産はできるが、
横綱を育てることはできない状態なのかもしれない。

朝青竜は24歳。
15.6歳という最も多感な少年期に日本にやってきた。
彼の力士としての強さと頼りない人間性はどこの誰がそだてたのか?
明白な気がするよ。

んで、親方を育てたのは誰?
どこの何て国なんだっけ?

何か身近でおっきなことを反映していないかな?

無題

2007年8月26日 恋愛
太陽がまぶしくて目を細めるところ
あたしを疑うときにわざと大げさに目を細めるところ
何かを思い出すとき目を細めて遠くをみるところ
あまりの悲しさに言葉を失って一瞬、目を細めるところ

腹の穴

2007年8月25日 恋愛
あたしは今
大きな金魚の腹のなかで窒息しそうになっている

その金魚の腹に穴をあけてくれたのはケイコだった。
えー、素晴らしい偶然でオドロキなのだが
夕方、サイコーに素敵なメールが入った。
私はあまり夢を見ない方だと思う。
見たいのに、見えない。
だけどここ数日はよく見る。
この猛暑のお陰だ。

昨日は『微熱かっ!!』
と大気にツッコミをいれてしまうような気温のお陰で
夜はタイマーをセットしてエアコンを使うはめになった。
明け方、エアコンが切れて寝苦しくて目が一度覚め、
その後、またエアコンをつけて寝た後(をい?)
とうとう夢を見た。

悪くない夢だったよ。
M『美人薄命っていうからね』
る『そしたら私が先でしょ、フツー。』
M『いやいや、私だってば』

そんなこんなでこの夏はMKが病気だということを知った。
なんとなく気づいていた。
MKは海に入らなかったし。

不治の病というのはたとえそれが今すぐ生命の危機を及ぼすほどでなくても
どうしてこれほどショックなのか。
もう良くならない、そのことを忌み嫌うように思考回路はできているものらしい。

と、波音を聞きながらぼんやり思っていたのだけど

あれから数日たった今では、打ち明けてくれたことがすごくうれしいと思っている。
なんでこんなにうれしいのかわからないけど、とにかくうれしい。
それは飛び上がるような嬉しさじゃなくって、
寒い朝につけたばかりのコタツに飛び込んで
じわじわあったまってくるようなうれしさだ。

信頼してくれたのがうれしい。
これからの夏の予定はもっとのんびりするような予定を立てよう、
こんなふうに自分が優しい気持ちになれることがうれしい。

だけどなにより、何も変わらず笑っていたのがうれしい。
大事にしよう、それでいい。

どうやら私はMKに幸せへの感度をアップさせる魔法をかけられてしまった。

運転手さんの話

2007年8月14日
帰省のバスに乗り遅れそうだった朝、
慌ててタクシーに乗ったら、
ドライバーは白髪のおじいさんで、なんと年齢は80歳だった。

時間がおしてたので『急いで〜(TT)』と拝み倒したら
クラクション鳴らしまくりで早朝の東大路どおりを爆走してくれた。
でも車内はゆれもせず、穏やかなもんだった。

ああ、この人、プロだ。

体がゆれることもない静かな運転と穏やかな会話。
プロフェッショナルな仕事で穏やかに運ばれながら、
しかし私の心はちっとも穏やかじゃなかった

泣きそうだった。

理由は時間に遅れそうなことなんかじゃない。

それは運転手さんがこんな話をしてくれたからだった。

::::::::::::::::::::::::

男親ってのはねえ、そりゃもう娘を心配してるもんですよ。
顔にはだしませんがね。
こんなお客さんがいたんですよ。
その人、大学進学で寮での一人暮らしをはじめた娘のところを尋ねたい、
そういって乗ってこられたんですがね、
場所がわからんから一緒に探してくれんかというんです。
娘さんには秘密でいらっしゃったんですね。
住所を頼りに探しましてね、それでついにそれらしき建物を見つけたんです。
そしたらその人、近所をぐるぐるタクシーで建物の周辺をまわってね
スーパーマーケットがどこにある、とか駐在所がどこにあるとか、
郵便局がどこにあるか、とかそういうのを見ながら
何週も何週もまわってから、
これで、私の用事は終わりました、帰ります、
そういってタクシーを降りることもなく帰路につかれたんです。

:::::::::::::::::::::::::


そんなもんかもしれない。
かつて私が無断で朝帰りした日、
ずっと玄関で待ってたのが母だけでさらにグレそうだったけど

大学にいくようになって家をでてから
毎月振り込みをしてくれたのは父で
残金が少ないといっては足りてるのかとぶっきら棒な電話をよこしたのは父で
残金が多すぎるといってはどうしたんだと電話してきたのも父だった。

ああ、すっかり忘れていた。
こういう視点でとらえたこともなかった。

孫だろうか娘だろうか。
運転席のクーラーの送風口の横には
すっかり色あせた写真のなかで小学校低学年もしくは幼稚園くらいだろうか
小さな女の子がにっこり笑って運転手さんを見上げていた。

それはお孫さん?
そう尋ねたが、
私の声が聞こえなかったのか
運転手さんは何も答えないままタクシーはバス乗り場についてしまった。
バス乗車ジャスト3分前だった。

oLDL

2007年8月9日
メモです。
文章の内容にはあんまり責任をもてませんからあしからず。
とくに前半の後半は空想半分。
■京都というのは私のように無精者には本当にありがたい街である。
こちらから何もしないでも気づくと知り合いが連絡をくれていたり集まってくれている。
あまり大きな声では言えない趣味だが、私の人間分類学(勝手に命名)の興味を満たすにはとても都合がよい。
多分嫌がられるけど、人をカテゴライズしたり分析するのが好きなんですね、私は。

■『○○(るん)ちゃんのアドレスですか?』 
先週、未登録のアドレスからメールが入った。
かつての同期、スノウからのメールだった。
大学を卒業して以来、いや、生まれてはじめて私にメールをくれたのだ。
あたしのメアド知ってたのか、、、と驚いた。
一週間ほど京都に滞在するから会わないかという。
それで休日、一日だけ一緒に京都をぶらついてみた。

メールは距離感を図りかねるような敬語がちの文章なのに
内容はツッケンドンで図々しいとも思えるような押しの強さをもち(どこ行こうかとメールで相談したときに、どこそことかドコソコとかは嫌だ、とけっこういろいろハッキリ難色を示す)、
それでいて会うと
『あ、そこいこうそこいこう。○○ちゃんの行きたいところでいいよぉ〜』と
拍子抜けなくらい遠慮がちというか、カドがないというか
ほとんど主張しない物腰の柔らかさをもつ。
そして、大半の友人は出会って24時間以内に敬称を略しはじめるが、スノウは私の名前をずっと『ちゃん』づけして呼ぶ。
他の人に対しては普通に呼び捨てしているのを聞いたことがあるから多分、軽薄で軽率な部類に属する人種であろう私とは相容れないものがあったのだろう。

思慮深くて遠慮深くて用心深い、

福島出身者の独特の性格なんだなあ、と思う。
この性格は同じく福島出身のシロとハクもおもしろいように当てはまる。

■大学時代は学科は同じだけれど特に接点が無かった。
いや、無かったわけではないが集団でいるとあまりにも目立たない存在だったので
認識していなかった、というのが正しい。
とあるパーティをアパートで主催したときも何故かいたスノウとはほとんど話していない。
酒をのんでもハメははずさないスノウに対し、
呑みだしたら朝までドンチャン騒ぎする私とは全く正反対の性格で、
大学時代のサークルもスノウは自分を律するという意味で禁欲的な感じがする武道をなのに対し、
あたしはピアノ部で快感な音を探すのに明け暮れていた。

そんなわけでスノウとは一緒にいても接っしてない。

大学の同期、ただそれだけの接点で5年ぶりに再会したわけだけれど
入ったケーキ屋ではすごく楽しみにしていたわりに
あまりの美味に身もだえしながら絶賛しまくる私*を横目に
『おいしいね』と控えめにつぶやきながら食べていた、スノウ。

(*:最後の一口がこれが最後と思うと切なくて食べられないくらいにおししかったんです、
そこのチーズケーキ)

わがままな私の本性をいかんなく発揮できた一日で私はとても楽しかったが
スノウはどうだったのか?
無口にいつもニコニコしてたスノウは難解だ。
シロもハクもいつも笑顔を絶やさないという難解さを持つ。

::::::::::::

Nが丁度良くたまりましたね。

■結論■
福島出身者は思慮深く用心深く遠慮がちなので
逆の人種にとっては難解である。

:::::::

あ、そしてみんな肌が白い。
スノウもハクもシロも真っ白だ。

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