タイトルの本を読んだんだけど
凄くいい。

ほとんど全ての大人に勧めたくらい
ほんと、読んで良かった本です。

仕事も曲がりなりになんとか形になるようになって
そこでなぜか行き詰まりを感じてしまったり
この先何をして行けばいいんだろうと不安を感じたり、
ちょっとうまくいかなくて落ち込んでたりしてるとき、、、

そんな時に
本当に心に染みてチカラが湧いてきます。
一時的にできる気になるノウハウ本とはそこが違う。

全ての仕事に大切な、温かい物語で
今から出会う全ての人との出会いが楽しみになるような、そんな本です。
喜多川泰さんの愛が目一杯なんだと感じます。

これをあなたに伝えられて、私は嬉しい♪
こんにちわ、みなさん季節の変わりめで体調を崩しやすいですが
元気ですか?

頭痛と冷えと微熱を感じます。
夏の装いのままウロウロしてたからかな。

季節の変わり目を全身で感じて嬉しい。

さ、お腹にホッカイロはっとこ♪



さて、最近よんでよかった本。

『賢者の書』    喜多川 泰


ビジネス書というより、冒険物語的でそこが面白い。
そしてその中にぐっとくる成功法則が練り込まれてるという感じ。
子供にも読みやすい内容だと思う。



秀逸だったのが、
世界の二極化についての解釈で、
自分の利益を求める世界と、他人の喜びを探す世界とで
富も幸せも二極化するという。

貧富の差がグっと大きくなるときいてはいるけれど
なるほど、そう表面的なことではなくて、
そういうことか、と思えて、わくわくした。

色々、素敵な教えが詰まっていたけど
一番好きなくだりをみなさんと共有。

よかったら読んでみてね^^


************************

人は自分を幸せにしてくれる何かを探していきている。
でもそんな便利なものは、そうそう見つけられない。

だから多くの人がなかなか幸せになれずに、
この世はつまらない、楽でないと苦しむことになる。


一方で、世の中にはごく少数ではあるが
別の物を探して生きている人間たちもいる。

そういう人は自分が幸せにできる人を探していい来ている。
『旅のなかで、これを見るためにわたしは来たのかなって思う一瞬が必ずある、
一瞬だけど。
だからその瞬間のために、長い時間を無駄だとは思わず、待機だとおもっているの』

人生は旅だというのは本当だ。
旅の本を読みながら人生を考えたから。

そうか、その一瞬のための今のどの瞬間も
無駄じゃないんだよな、きっと。





:::::::::::::::::::::::::::::

脱サラしたカメラマンが旅に出て
出会った日本人のエピソードと、その人のモノクロ写真が各章を構成してる。

やたらリアルに感じて自分がそこにいるみたいな気分で読んで、
旅にでたら考えるであろうことと、
今考えてることとはあまり大差がないことに気づいた。

そうか私の日常は、旅なんだなー。

といっても、私の日常は部屋から一歩も出ない日もあって
移動量という意味では正反対なのだが
いつまでに何をする、という月単位の大まかな予定があり
慌てて朝起きるわけでもなく、何時に起きて何をするかを自分で決める私の気ままさは
まさに『旅』だと思った。



彼と将来の話をしていた時だ。

『私も子供が居てもいいと思う、あなたみたいにやんちゃで
ターザンごっこをしてカーテンをやぶいちゃうような子が』

そう、うっかり言ってしまった自分が信じられなかった。
幸せな気分に流されて何と無責任なことを考えてしまったんだろう。

虐待を受けた人間は親になったとき同じことを繰り返してしまう確立が普通より高いが
目の前で微笑んでいるこの人を愛しているかどうかときおりわからなくなる自分が
『負の連鎖』を断ち切れるデキた人間かどうか信じきれない。

自分が愛情あふれた人間のときだけ子供がいて
そうじゃないときは消えてなくなる、
そんなチカチカ点灯するクリスマスのイルミネーションみたいに
家族の存在が能天気だったらこんな悩みもなかったのにな。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
『itと呼ばれた子』

虐待の幼少期から自立するまでの1巻から3巻までを読んでこみ上げてきたのは
意外にも懐かしさに似た感情だった。
本のなかの少年と同じく、あの時は私も、生きることに精一杯で
憎しみを糧にして這い上がる、そんな表現がぴったりだった。

自分は特別、と信じられるのも、そこをサバイバルしてきた当時があるからだ。

それは、虐待の過去をうまくいかない現状の言い訳にしてしまいがちな私の弱い心を
ぐっと支えてきた考え方だ。

でも負の連鎖を断ち切る強度がそこにあるのかどうか、
まだ確証をもてないでいる。





■最近この手の本をよく読む。
もやもやをどうにかしようと答えを探しているのだ。

同棲中の彼との付き合いはもう、10ヶ月になり
彼のプロポーズに対して、私はまだ一度もYesと言えないでいる。

何かが引っかかっている。



■せっかくなので内容メモ。
この本の最も特徴的な表現としては男性は『ウルトラマン』であるということ。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ウルトラマンが正義の味方であるように、男性も基本的には正義の味方でなければならないと考えています。
男性は自分の存在が基本的に善であり、正義の味方であると思い込んでいるし、そのような自己意識を持たなければ生きていけないのです。』(p61)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

喧嘩のパターンを思い出してみたらそうか、とひざを打ちたくなった。
私が彼に
『どうして○○してくれないの』とか
『すごく傷ついた』と言おうものなら
彼は火がついたようにまくし立てはじめ、事態は最悪になる。

『いつもあなたは、、、』といういつも、という言葉も曲者で、
『いつもってことはどの瞬間も100%ってことか、君は僕に嘘をつくのだな』
と話の筋は迷宮入りする。

これらはウルトラマンにとってこう聞こえるのだ。

■『どうして○○してくれないの?』
→→『なんて無能なの?』
ウルトラマンは何でもできなくちゃいけないのに、えーーん!!

■『すごく傷ついた』
→→『あなたは私を傷つけるから悪だ』
正義の味方でいられなくなっちゃう、やばい!!

■『いつもあなたは・・・』
→→『100%だめなやつ』
大変だ、僕の素晴らしい戦いがすべて否定されようとしている!!



つまるところ。。。。
彼に治して欲しいことを話すときは、彼が責められてると感じないように
細心の注意を払うこと。





「落ちるよ」春が首を曲げて、空中ブランコを見上げながら、心底不安そうな声をだした。
「大丈夫、落ちないから」といったのは母だった。
「楽しそうに生きれば、地球の重力なんてなくなる」


・・・・・・・
だったら、「重力、とピエロ」、とか「無重力ピエロ」
のほうが妥当な気がする~、インパクトは薄くなるけど。

要は題名のインパクトにだまされた感あり。

メッセージは、深刻なことは軽く伝える、とか
血がつながってなくても家族になるんだ
というところ。。。

とあっさり言えてしまう浅さなのでね、、、なんとも。。。。。


けど、ところどころキラリと光るウマさありで
砂金が数粒入った、空の宝箱のような本。


若い子はよむとヨロシ。

全存在をかけて

2009年9月21日 読書
全力で疾走することが出来なくなったら
全存在をかけてたたずむ


「深呼吸する言葉」より
http://d.hatena.ne.jp/metakit/20090918
http://otona-gai.jp/?pid=12873238

『アイシテル~海溶~』伊藤実

ブックオフで立ち読みして
号泣。。。。


やばっ、と思って逃げるように立ち去りました。



物語は小学生が小学生に殺害されることからはじまります。


そこで描かれるのは被害者の子の親と
犯罪者の子の親。

両者はとても似ていて
子供のために一生懸命で
自分はいい親だと勘違いしていて
子供を深く傷つけていることには気づかないでいる。

子供を失ったり子供が人殺しをしてしまって初めて
そのことに気づく。


大事なのは
何かを『頑張って』してあげることじゃなく
目を見て会話して、
抱きしめてあげることだということなんですね。








自分に気づく心理学 (単行本)
加藤 諦三 (著)


■なんか最近辛い、悲しい、だるい、無気力、
そんな人が読んだらいいと思う。

上手に、素直に周囲の人に甘えることができて
いろんなわだかまりがふっと抜けるんじゃないかな。

心が疲れるのって、誰かに上手に甘えられると癒される。
だけど大人は素直じゃない。
だから道徳だとか仕事の理由だとか規範だといった
本当ではない理由にくるんだワガママをぶつけることで、
そして誰かを傷つけることで
無意識に癒されようとする。

甘えられた人はその理不尽さに疲れてしまい優しさが失われる。
どんどん周囲は甘えさせてくれなくなる。
だけど本人が本当は甘えたいんだということにきづいてなかったりするもんだ。

それが実は一番の問題だ。

実は甘えたいんだな、そう気づきさえすれば
大人でも、上手に甘えることが出来る。
理不尽に怒ったり、イライラしたりっていう甘え方じゃなくって
猫が甘い声を出して擦り寄ってくるように
もっと素直に
今は君に甘えたい気分なんだ、と誰かに擦り寄ればいい。




■梅田の本屋でこれが週のベストセラーになっていて
何気なく手にとった。

安いし、とても分かりやすく端的に書かれてる。
久々に出会えた『使える』いい本だ。

自分のためだけでなく、
現在子育て中の親なんかが読んでも得るものは多いだろう。
というか絶対読むべきだ。
子供が精神的に育つ、本当の愛情が何か、
そういう大切なことが書いてある。

買うときはちょっと恥ずかしかったが
これが売れるってことは
みんな少なからず同じようなことで悩んでるんだと思って
ちょっとほっとした。




■内容は
無気力やイライラの原因を
情緒的に未成熟な親に育てられた子供時代の環境から解き明かす。

『カルマですから!!』『それが学びですから我慢なさい!!』
と超人的な想像力を強要するスピリチュアルなんたら、とか
なんたら教よりは実用的だと思う。

なぜならこの本は様々な精神的不調を『やりすごす』方法論ではなく
『メカニズム』が主題だからだ。

苦しみをやり過ごすだけでは
他人(たとえば我が子)に同じ過ちをしてしまう。
しかし、メカニズム、すなわち何が本当の過ちかを知ることは
被害者としての自分だけでなく加害者になりうる自分への
具体的対処となりうるだろう。

優先順位

2008年10月22日 読書
本屋で立ち読みしててほう、と思ったこと。



緊急を要するけれど大事じゃない用事と
大事だけど緊急を要する用事があったとき
どっちを優先すべきか?

たとえば、クレームへの対応と
将来にむけた勉強とどっちを優先すべきか?

結論からいうと後者だ。
じゃないと目の前のことに流されて
ずっと今のまんま。

ま、どっちもやるんだけどね。
とても面白かったし読んでよかった本なので紹介しよう

面白いので通読した今も床に転がしておいて
ふとしたときに適当にページを開いて
また読み返したりして
それでもやっぱり面白い

私は享楽的でだらしなくて
自分の至らなさをよく知らない他人に指摘されるのだとか
上から目線で話されるのが嫌いで
かとおもえばノルマとか目標を果たせなかったことで落ち込んだりする真面目なタイプ。

そんな私は禁欲的で説教臭くて自身の至らなさを発見しまくりな自己啓発本が苦手なのだけれど
この本は別だ

もちろんこの手の本を毛嫌いしているので
自分で買ったわけでなく知人が貸してくれたので
一種の義理として大して期待せずに読んだだけだった

それが今では寝起きのぼんやりした時とか
面倒な仕事の前の現実逃避の瞬間に手にとって
そしてあははとそのたびにウケながら
そうだそうだと思い出し
そうか今日はこれを実践してみようと思ったりしながら
ちょっと新鮮な気持ちになる

そのユルくてでも鮮度を失わないところがとてもいい

夢をもってるひとも
見つからないで困っている人も
困ってなくてもなんとなく日々がつまらないなあと思っている人も
読んでみるといい



;;;;;;;;
余談だけれど
あたしの夢への到達はきっと近い
だってこの本の半分くらいは既に自然とやっていたことだったから

そういうものの判断として使ってみるのもいいかもしれない

やさしさとは

2008年3月28日 読書
やさしさとはある種のニヒリズムである。自分なんかたいしたもんじゃない、と思わない限り、他人にはやさしくなれない。

「深呼吸する言葉/著・きつかわゆきお/出版社・バジリコ」

クレンズ

2007年12月12日 読書
超、いっぱいいっぱいのさなか
それでもやさぐれるわけでなく
いつもと同じく冷静で、前向きな人と接すると
なんだかこっちまで冷静に前向きになっている。

少し違うけど似たことを田口ランディーは『クレンズされる』と言ってたっけ。

ランディーが言っていたのは
曇っている心の状態が
他人の卓越した仕事や行動によって
磨かれたように晴れること。
たとえば、接客とか料理とか芸術とか分野はなんでもいいんだけど
プロフェッショナルとしてのプライドを感じるような
完璧な仕事を見たり接したりすると
心が高揚して元気になる。

私の場合は完成形に近い大人らしさという行動に
クレンズされたと思っている。

あたしはクレンズされてばっかりだ。

H本を買うような

2007年9月28日 読書
ISBN:4862800181 単行本(ソフトカバー) 竹沢 宵子 総合法令出版 2007/07/10 ¥1,050

レジに持っていくのも躊躇する本で、
買っても押入れの奥にかくしておかなくちゃ、的なこっぱずかしい内容です。

関係ないけど男の子がH本買うのがきっとこんな気分なんだろな、と
なんだかその苦労を妄想してその労をねぎらいたくなりました。

結局、一部分を立ち読みしただけで買いませんでした。
だからここに記録しておきます。
こうしておくといつでも買える、という安心感で
買わずに済ませようという魂胆です(うしし)。

::::::::::::::::::::::::::::::::::

少しだけ内容の核心を。

それはとても単純なもので、
多分、気付いてはいるのだけど
無意識で認めることを拒否しているようなことで
本の力で意識上に引っ張っりだしてもらうことで初めて『気付く』。

ほんと、「今、気付いたや」、と唖然としました。
自分の日記を遡ると、自分でほとんど解答とも言えるヒントを記録しているのに、
全く気付かなかったようなことでした。

漫画だから良かったのかもしれません。
死なないで海江田っつ!!
けほけほ・・・・

ああ、わたしったらもうながくはないのね。。。

こんばんわ、そんな妄想で時間をつぶしてます、るんです。
いまって疲れがたまっちゃう時期なんですかねー、、、、
昨夜からなーんかダルくって
はやめに実験きりあげたんですが
帰宅するのすらメンドウなほどダルかったんで
ラボにあった漫画よんでました(をい、かえれよ)。
読んだのは


■『沈黙の艦隊』

これがまた、めちゃくちゃ面白いはなしで
1−3巻を読んだ限りでは(だからはやくかえって寝なって・・・・)
日本が極秘で所有した原子力潜水艦『やまと』に海江田が乗り組み
その武力を背景に独立国『やまと』としての地位を築こうとする。

そしたらアメリカは「やまと」をテロ組織とみなし
「やまと」とそれをかくまう海上自衛隊に攻撃するんですね。
(あは、つい最近も良く似た構図が。。。。)

そんななか『やまと』は日本に問うんです、

「こちらは日本を同盟国とする意思はあるが日本はどうだ?」
と。
すなわちアメリカから独立する勇気はあるか、と。
つまりアメリカと衝突する勇気は?と。

コレに対し「これまでどおりアメリカの同盟国として仲良く。。」と思う戦中組、
方や、戦後組は「GNPの半分を軍費につっこんだら日本は勝てるだろうか?」
とか言ってる。

おいおい、GNPの半分といってもまず無理でしょ、とつっこまなくもないでした。
世界に資源を頼っている国が世界の協力なくどうやって戦争するんだ、っと。
アメリカ主導で経済的締め出しをくらって即アウトだ。

でも私自身は勇ましい戦後派をかっこいいと思いながらも
でも戦争しない道はないのか、と半ば戦後派というアンヴィヴァレントな感情で読んでました。

戦中派の総理の目の覚めるような発言のせいです。
(うん、完全に筆者の術に乗せられてます。)
違う意見があるのって凄くいいな、と思いました。
(日本ももうちょっと共産党とかがんばってくんないですかね。)


■とてもユニークな点。

『やまと』を独立国としてる点。
潜水艇が国家だなんんておもしろい発想です。
そのテがあったか!てなもんですよ。

「やまと」は原子力艇なので核兵器そのものなんですね。

日本は非核三原則があるんで
対外的にも対国内的にもそのほうが言い訳がたつし、
アメリカにかわる世界警察的な役割もその延長上に可能なわけです。
なによりアメリカとのあほらしい安保を破棄できる。

核兵器国家なわけですから核抑止力を背景に攻撃できない最強の国家として位置づけられる。
なにより題名のとおり「やまと」は沈黙、つまり姿を隠せるので攻撃は難しい。
(水深1000m以上もぐった潜水艇は探知も不可能らしい)





■でね、でね、超、悲しいんだけど

結局、日本はアメリカを敵にするのかしないののか。。。
みたいないいとこで終わってしまった。

だって16巻中の3巻までしかなかったんだもん(;;)

あー、読みたいよお、イラクの二の舞なのか違うのか知りたい。
海江田についてはあまりハッピーエンドはありえないだろうな。。。
あー、死なないでっつ海江田っつ!!(←むしろ一番の感想

紹介

2007年4月18日 読書 コメント (2)
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