目の前で落ちてく夕日、

染まる雲、

子供達のはしゃぐ甲高い声、

しゃきしゃきスライスオニオンと一緒にほおばるローストビーフ、

3日前から残ってる軽い頭痛、

湿り気を含んだそよ風

鉛筆が紙を滑らかに滑る感じ




もしこれが、

これが最期の経験だっておもったら、

なんて、

なんて愛おしい瞬間なんだろう。

ずっと覚えていたい瞬間と瞬間と瞬間と瞬間と。。。。


なにももって なくっても
えらくも なれなくっても
やっぱりいつも こどくでも

うまれてきて よかった



 好きなモノ、好きなコト、好きなヒト
好きなモノ、好きなコト、好きなヒト




洗練された形とか

流れる雲をみてることとか

青い空とか

ピンクに染まる空とか

絵をかくこととか

暮らしを妄想することとか

木漏れ日の下で木の葉をみあげることとか

片付いた部屋とか

万華鏡とか

一人で自分に向き合う時間とか

カフェでのんびりくつろぐティータイムとか

お花の手入れをすることとか

そして、時々、大好きな人たちと会う時間とか

協力して物事が進んでいく時のあの何とも言えない互いを感じて頼りにしてる感じとか。




あとどのくらい残されてるかな?

いつも頭の片隅にある思い。

少し周囲と距離をとってみる。

少しずつリタイアして、そっといなくなれれば一番迷惑をかけないでいいのかな、って。

昔みたいにいうことをきかない、愛しい体をそっと、

抱く。




こんな私といつも一緒にいてくれてありがとう、

って何者かに向けて思う。




ねえ、あなたは誰?

あなたの願いは、何?

この好き、たちはあなたの?
それとも私の?




私は私であって私だけではない。


2012年5月2日 詩っぽいん
ただ眺めるしかなかった

野の花のような笑顔が
この腕のなかで
砕けて砂にかわってくのを

いくら握り締めても
もう元の姿には戻せないのに




目の前には闇

夕闇より暗い十字架を背負って
いばらにかまわず
このまま進もう

たとえ素足が赤く染まっても
やがて夜露がそっと癒してくれる
あの時のあなたの睫の一滴がそうしてくれたように



闇に向かって進め
握り締めたこの砂と
背中に食い込む罪の重さと共に
進みつづけろ

あの時の笑顔が
この記憶に咲き乱れ
心をかき乱しても
愛のない結婚と
愛のある不貞と
そのどちらがより罪かなんて

聞かないで
そんなこと

社会の法と精神の法
そのどちらがより大事かなんて
そんなこと

無意味な問いは人生を無駄にする
どちらを犯しても罪は罪

だからあなたは悲しく去ればいい
あなたの築いた巣に ただ帰ればいい

この毒ある燐粉で
あなたがだめになる前に
ぽつりぽつりとおちてくる
ひとつひとつのやさしさを
いっこいっこてにとって
そっとポケットにしまおう

いっこいっことりだしてながめては
たんねんにたんねんに感謝しよう

くらべっこしたりしないんだよ
両耳まとめてくれてやるわ。
貴方の言葉にはウンザリなの。

両目もまとめてくれてやるわ。
貴方のせいで居場所を失った子羊をみるのは耐えられないの。

うすら笑いの張り付いたこの口もくれてやるわ。
貴方の吹聴する陰口に
可でもなく不可でもないように
ただ、やり過ごしてきたこの口。

わが身の安全と引き換えに
心を売り飛ばしたなんて
なんて馬鹿な取引。
こんなあたしでよかったらまるごとくれてやるわ。

地獄の業火に頭からくべて頂戴。
ロードスターが通り過ぎてく

もう、お呼びじゃないわね

まだ、お呼びじゃないのよ

乗らないけれど誘ってよ、なんてのは贅沢かしら

だってあまりに窮屈だから

だってあまりに飛ばすから

実はホっとしているの、少しね

だけど、つまらない、本音はね

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