今週のおんな城主直虎のほろりときたシーン2。
井伊が生き残るために南渓和尚が武田信玄に会いに行ったとき
和尚が信玄に、戦で疲れませんか、と聞いたシーン。
そこで初めて無敵で恐ろしいキャラクターとして書かれていた信玄の
やわらかい心の部分をかいまみる。
信玄:甲斐というのはな、山に囲まれた厳しい土地でな。。
切り開かねば道はなく
川とてすぐにあふれだす。
他国を切り取らねば生きて行けなかった。
戦につよくあることがなによりの生業。
疲れているいとますらなかったわ。。。。。
南渓和尚: 御屋形様は来世生まれ変わるとしたら
なにに生まれ変わりとうございますか。
あさなゆうなに祈願して差し上げましょう
信玄: 生臭のくせにか。
(笑いながら信玄は立ちあがり、雨上がりの庭を眺めながら言葉を続ける)
信玄: わしは、、、、そうじゃの、、、
お天道様がよいかな
南渓和尚:ほぉ
信玄: あちこちににらみをきかせ
あめつちを調略し
どこもここも恵まれた土地とする。
南渓和尚: まことの天下布武ですな
その後、すでに死んだ今川義元の母が今川を守るため冥府よりやってきて
信玄は急死するのだが、
このシーンで信玄は憎めないキャラクターというか、
強くなるしかなかった悲しい運命を背負った役どころとして記憶に残る。
そうなんだよね、
強く見えるひとが
必ずしも強いわけでもなくて
そうある必要があっただけだったりするんだよ、
っていう作者のつぶやきが聞こえる気がする。
井伊が生き残るために南渓和尚が武田信玄に会いに行ったとき
和尚が信玄に、戦で疲れませんか、と聞いたシーン。
そこで初めて無敵で恐ろしいキャラクターとして書かれていた信玄の
やわらかい心の部分をかいまみる。
信玄:甲斐というのはな、山に囲まれた厳しい土地でな。。
切り開かねば道はなく
川とてすぐにあふれだす。
他国を切り取らねば生きて行けなかった。
戦につよくあることがなによりの生業。
疲れているいとますらなかったわ。。。。。
南渓和尚: 御屋形様は来世生まれ変わるとしたら
なにに生まれ変わりとうございますか。
あさなゆうなに祈願して差し上げましょう
信玄: 生臭のくせにか。
(笑いながら信玄は立ちあがり、雨上がりの庭を眺めながら言葉を続ける)
信玄: わしは、、、、そうじゃの、、、
お天道様がよいかな
南渓和尚:ほぉ
信玄: あちこちににらみをきかせ
あめつちを調略し
どこもここも恵まれた土地とする。
南渓和尚: まことの天下布武ですな
その後、すでに死んだ今川義元の母が今川を守るため冥府よりやってきて
信玄は急死するのだが、
このシーンで信玄は憎めないキャラクターというか、
強くなるしかなかった悲しい運命を背負った役どころとして記憶に残る。
そうなんだよね、
強く見えるひとが
必ずしも強いわけでもなくて
そうある必要があっただけだったりするんだよ、
っていう作者のつぶやきが聞こえる気がする。
大河ドラマ『おんな城主直虎』にはまってる。
大河ドラマってこんなに面白かったっけ?っていうくらい
この直虎は面白い。
大抵の戦国ものは、
大量の登場人物が歴史をなぞるうちに
誰がどの武将だか見分けもつかず、どの領地かもわからず
駆け引きも理解できないで終わるのだけど
直虎はなーんせ、わかりやすい。
ポーカーフェイスで腹の探り合い化かしあいするのとは違ってて
もっと素直に苦悩や愛が伝わるような裏シーンや対比が多い、、、のか
胸にぐっと突き刺さるようなシーンが毎回ある。
もはや一週間の一番の楽しみといっても過言ではない(かもしれない)。
テレビの前で正座して心して鑑賞してる。
というわけで、回想します。
高瀬姫が母の借金のかたに武田に身売りした事情があり
武田の間者として
また井伊家の再興を望む直虎のために
近藤を毒殺しようとするところを直虎が突き止めたシーン。
直虎: 近藤殿を殺せといわれておるのか!
こたえよっ!!
高瀬姫: (涙ながらに答える高瀬)
今、近藤殿を殺せば井伊が母上のもとに戻ってくるではありませんか。
私は、、、井伊でようしてもらいました。。。
直虎: 左様なことっ、誰が頼んだ!
(直虎は高瀬の頬を平手打ちする、
そして、高瀬を抱きしめて言う)
直虎: 、、、、辛かったろう、高瀬!
誰にも、言えず。。。。
もっとそなたの話を、聞いてやればよかった。、、、、
正確には直虎ではなくもう「おとわ」ね。
それはいいとして、なんて愛情深く作られたたシーンなんだろう。
生死のせめぎあいがすぐそばにある時代というのは
その生きかたが、命の絶景が、鮮烈に浮かび上がる。
大河ドラマってこんなに面白かったっけ?っていうくらい
この直虎は面白い。
大抵の戦国ものは、
大量の登場人物が歴史をなぞるうちに
誰がどの武将だか見分けもつかず、どの領地かもわからず
駆け引きも理解できないで終わるのだけど
直虎はなーんせ、わかりやすい。
ポーカーフェイスで腹の探り合い化かしあいするのとは違ってて
もっと素直に苦悩や愛が伝わるような裏シーンや対比が多い、、、のか
胸にぐっと突き刺さるようなシーンが毎回ある。
もはや一週間の一番の楽しみといっても過言ではない(かもしれない)。
テレビの前で正座して心して鑑賞してる。
というわけで、回想します。
高瀬姫が母の借金のかたに武田に身売りした事情があり
武田の間者として
また井伊家の再興を望む直虎のために
近藤を毒殺しようとするところを直虎が突き止めたシーン。
直虎: 近藤殿を殺せといわれておるのか!
こたえよっ!!
高瀬姫: (涙ながらに答える高瀬)
今、近藤殿を殺せば井伊が母上のもとに戻ってくるではありませんか。
私は、、、井伊でようしてもらいました。。。
直虎: 左様なことっ、誰が頼んだ!
(直虎は高瀬の頬を平手打ちする、
そして、高瀬を抱きしめて言う)
直虎: 、、、、辛かったろう、高瀬!
誰にも、言えず。。。。
もっとそなたの話を、聞いてやればよかった。、、、、
正確には直虎ではなくもう「おとわ」ね。
それはいいとして、なんて愛情深く作られたたシーンなんだろう。
生死のせめぎあいがすぐそばにある時代というのは
その生きかたが、命の絶景が、鮮烈に浮かび上がる。
ドラマ「フラジャイル」にはまってる。
凄腕病理医、岸先生(TOKIOの長瀬君)の言葉がスカッとしてて気持ちいい。
岸センセ、もちょっと優しく表現できてもいいのでは、、、、と思わなくもないけど
自分が嫌われることを気にして、何も言えずにいる人よりずっといい。
言われた医師は皆、医者として大きく成長する言葉になるからだ。
↓本日のスカット台詞
++++++++++++++++++++++++++++++++++
◆中西医師(消化器内科のエース的な医師)
そんな、この僕が、、、、
そんなミスをするわけがない!
の言葉を受けての長瀬君の台詞。
◆岸医師(長瀬君演じる、完璧な診断をする偏屈病理医)
患者のためを思って、早く治療してあげたかった、、、そうなのか?
違うよね。
自分のプライドがゆるさなかったんだ、
消化器内科のエースが、患者に不信感をもたれるわけにはいかない、
病理に検査の指図をされるのなんてとんでもない、
自分が見立てたとおりクローン病じゃなくてはいけない、
どれだけ高いプライドか知らないけど、そんなんじゃそのうち、、、、
人殺すよ?
++++++++++++++++++++++++++++++++
あたたーーー、
その間違ったプライド、わかるわーーー。
自信があって、こうと思い込んだら人の意見が耳に入らないことって
よくある光景。
目の前の不安がってる人が安心する安易な手法を選んでしまう弱さもわかるーー。
あと、検査ばかりでなかなか診断を出せずにいる医師のほうが
結果的に良心的なことがあるのか、という意外な発見もあった。
*****************************************
自他ともに消化器内科のエースだと認める中西医師、
診断の腕にも自信があったが、病理の岸は中西の見立てに一向に首を縦にふらない。
岸からは全身検検査を提案されたにもかかわらず、
患者はクローン病であるという自分のみたてに執着する中西は
その証拠をつかむため何度も内視鏡検査をくりかえし、
決定的な証拠をつかめないまま、患者にクローン病の治療を始めてしまう。
結果、投与された免疫抑制剤のせいで、患者が喀血したとの連絡が入った時のシーン。
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凄腕病理医、岸先生(TOKIOの長瀬君)の言葉がスカッとしてて気持ちいい。
岸センセ、もちょっと優しく表現できてもいいのでは、、、、と思わなくもないけど
自分が嫌われることを気にして、何も言えずにいる人よりずっといい。
言われた医師は皆、医者として大きく成長する言葉になるからだ。
↓本日のスカット台詞
++++++++++++++++++++++++++++++++++
◆中西医師(消化器内科のエース的な医師)
そんな、この僕が、、、、
そんなミスをするわけがない!
の言葉を受けての長瀬君の台詞。
◆岸医師(長瀬君演じる、完璧な診断をする偏屈病理医)
患者のためを思って、早く治療してあげたかった、、、そうなのか?
違うよね。
自分のプライドがゆるさなかったんだ、
消化器内科のエースが、患者に不信感をもたれるわけにはいかない、
病理に検査の指図をされるのなんてとんでもない、
自分が見立てたとおりクローン病じゃなくてはいけない、
どれだけ高いプライドか知らないけど、そんなんじゃそのうち、、、、
人殺すよ?
++++++++++++++++++++++++++++++++
あたたーーー、
その間違ったプライド、わかるわーーー。
自信があって、こうと思い込んだら人の意見が耳に入らないことって
よくある光景。
目の前の不安がってる人が安心する安易な手法を選んでしまう弱さもわかるーー。
あと、検査ばかりでなかなか診断を出せずにいる医師のほうが
結果的に良心的なことがあるのか、という意外な発見もあった。
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自他ともに消化器内科のエースだと認める中西医師、
診断の腕にも自信があったが、病理の岸は中西の見立てに一向に首を縦にふらない。
岸からは全身検検査を提案されたにもかかわらず、
患者はクローン病であるという自分のみたてに執着する中西は
その証拠をつかむため何度も内視鏡検査をくりかえし、
決定的な証拠をつかめないまま、患者にクローン病の治療を始めてしまう。
結果、投与された免疫抑制剤のせいで、患者が喀血したとの連絡が入った時のシーン。
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