箸の特技

2018年6月26日日常

夜ご飯

野菜と一緒に
フライパンで焼くだけで
ボリューミーな一品になる、
と書かれた
味付けされたイカのパックを買って帰った

もっとイカイカしさを楽しもうと
イカにそっくりな色の大根を
短冊切りにしてたくさん入れて
炒めた

結果、
目論見通り
山盛りのイカの炒め物ができて
ほくそ笑んだ

コンタクトレンズは外した。
炊きたてご飯もお皿にもった。
いざ、ゆかん！

食べても食べてもイカ。
あれ、この山
全部本当にイカなんじゃ無いかな

そんな誤解をしかけたころ
急に風向きが大根に変わった

食べても食べても大根
3連続でイカもどきの大根を感じた時に気がついた

どうやらわたしの箸は
イカとイカに似せた大根が混在していようとも
何故かイカばっかりえらんで掴んでしまう特殊能力があったようで
気がつけばイカのふりした大根の山が残っていたのだった

(,,,いたのだった、、、って大げさな。)

わたしの目はごまかせても
わたしの箸は
ごまかせなかったようだ

わたしの箸、恐るべし

(大げさ、、、)