人が心を合わせるには
共通の敵を作ると良い、


この仕組みは311のテロでも
アメリカ国民を一つにまとめるのにも利用されたし

過去のほとんどの戦争で使われた。

そういう時の凄まじい一体感と
高揚感と熱狂。

ある種の幸福感。

人間の本音はみんなと一つ、を感じたいのに
不器用なまでに孤独で
一つになるために
わざわざ殺し合いまでする。

そうして負の連鎖をどんどん広げてややこしくしちゃうんだ。

だけど、今回、地震がきて
不謹慎かもしれないけど思ったことがある。

地震とかの天災って
もしかしたら神様からのプレゼントなんじゃないか、って。

天災という、いわば共通の敵は
人を助け合わせ、
一体感を産む。
天災は時に人を残酷に殺すけど
負の連鎖を作らない。

なぜなら人は、自然という大きすぎるものに
受け入れるしかなくて
憎しみを抱けないし
もしかしたら敵とすら思えないから。

人は、対象を受け入れる時
自分でいられる。

コントロール不能なほど巨大な自然をいざ目の前にしたとき
肩を寄せ合うしかない人の無力さを
愛おしいと思った。

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