絶景

2017年9月27日 TV
大河ドラマ『おんな城主直虎』にはまってる。

大河ドラマってこんなに面白かったっけ?っていうくらい
この直虎は面白い。
大抵の戦国ものは、
大量の登場人物が歴史をなぞるうちに
誰がどの武将だか見分けもつかず、どの領地かもわからず
駆け引きも理解できないで終わるのだけど
直虎はなーんせ、わかりやすい。

ポーカーフェイスで腹の探り合い化かしあいするのとは違ってて
もっと素直に苦悩や愛が伝わるような裏シーンや対比が多い、、、のか
胸にぐっと突き刺さるようなシーンが毎回ある。

もはや一週間の一番の楽しみといっても過言ではない(かもしれない)。
テレビの前で正座して心して鑑賞してる。


というわけで、回想します。
高瀬姫が母の借金のかたに武田に身売りした事情があり
武田の間者として
また井伊家の再興を望む直虎のために
近藤を毒殺しようとするところを直虎が突き止めたシーン。



直虎: 近藤殿を殺せといわれておるのか!

     こたえよっ!!

高瀬姫:  (涙ながらに答える高瀬)
      今、近藤殿を殺せば井伊が母上のもとに戻ってくるではありませんか。
      私は、、、井伊でようしてもらいました。。。

直虎: 左様なことっ、誰が頼んだ!

(直虎は高瀬の頬を平手打ちする、
 そして、高瀬を抱きしめて言う)

直虎: 、、、、辛かったろう、高瀬!
      誰にも、言えず。。。。

     もっとそなたの話を、聞いてやればよかった。、、、、





正確には直虎ではなくもう「おとわ」ね。
それはいいとして、なんて愛情深く作られたたシーンなんだろう。
生死のせめぎあいがすぐそばにある時代というのは
その生きかたが、命の絶景が、鮮烈に浮かび上がる。

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