この旅館で、
ロックで飲む琥珀色の飲み物の美味しさを知る。
年末の仕事納めの後、体調が絶不調。
その足で
癒しを求めて一路、北陸の加賀温泉へ。
すぐに誰かが気さくに相手してくれて
気にかけてくれるやさしいオカンがいっぱいいて
いたれりつくせりで甘えてよくって
どこで何したって、お家のように自由で
お財布のことを気にせずいられる
オカンと自宅バーと自宅カフェと自宅シェフと、ライブラリと温泉つきの大豪邸、という感じ。
あと、離れにお茶の先生がいて
おやつはそこでお抹茶を頂く。
呑んで、コーヒーのんで、映画見て、昼ねして、ぼーっとして
お風呂に入って、すずんでたら牛乳持ってオカンが来て、
寒くなったらまたオカンがブランケット持ってきてくれて、
ドアも全部開けてもらって
夜は浴衣でくつろぎながら美味しいご飯を食べる。
もう、どこにもいかなくていいや。
インクルーシブっていい。
あー、これ、あたしんちならいいのに。
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