お父さん大好き

2016年6月23日 日常
ある人の仕草をきっかけに、
は、っと父を思い出した。

例えば、ドライブしながらうんうん、って意味がわからなくてもひたすら話を聞いてくれる父、
反抗期で口をきかなくなってからも
私の望みを、人知れずそっと叶えてくれた父、
また、叶えようとしてこっそり失敗した父、
私の暴言に耐え続けてくれた父、
愛情表現が不器用だけど、酔っ払ったどさくさに紛れて抱きついてきた父、
お風呂でいろんなこと教えてくれた父、
私を膝に乗せてのんびりしてた父、
野うさぎや、犬や、金魚をひろってきては世話してた父、
珍しく早く帰ったとおもったら満天の星空みたいなホタルを見に連れ出してくれた父、
遊園地やディズニーランド、お寺、紅葉、桜、山、川、いろんなところに連れてってくれた父、
おしゃれに目覚めて、洋服を自分で選び出した頃、時々、お父さんはこの服はいやだな〜、ってだらしない服にそっと抵抗した父、
私が病気になったとき、家に戻してゆっくりさせよう、って、実は母に言ってた父。


私には何も言わなかったのに。


父とは色々あった。
酷いことされたから嫌って当然だと思ってるうちに、
素直な気持ちを忘れていた。

お父さんが世界一カッコいいって思ってたことも忘れてた。

それを、突然に思い出した。

これまでいろんな人を好きになってきたけど
いちばん好きになった人は
そういえばみんな父みたいに
見返りなく想ってくれて
ちょっと、不器用な人だ。


お父さんのこと、私、
いま、
また大好きだ。

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