いい家をつくりたかったら

ってタイトルだけどとりとめなくツラツラ書くよ。

私、毎日、幸せだ。
特に物申したいこともない。
強い言うとすれば、

「私この地球が大好きだーーー!」

特に、大地と海ね。

だから「私の地球を汚さないでよ」、って時々思う。

だけど、地球環境問題に対して、そうストイックにもなりきれない。

寒いのは嫌いだから空調もガンガン使うし、いい香りの柔軟剤も好きだし、
油ギトギトの料理も、肉も魚も好き。
暗い部屋に帰るのが嫌いだから玄関の照明だけは消したことはない。

電気も水もじゃぶじゃぶ使う。

こんなに気前のよいところも、地球の男前なところだ。
地球って、めちゃくちゃ懐が深いのよ。
莫大な量のウンチも油も、その懐にとりこんで浄化してしまうんだから。

責任転嫁するわけじゃないけど、
地球を汚してるのはそんな物理的なことより
人の汚い考えで汚れてしまうんじゃないかと思う。

足りない足りない、、、って際限なく求める乾いた心とか、
羨ましい羨ましい、、、ってどこまでも他人軸で自分を忘れたままの寂しい心とかがこじれて
泥棒したり、殺したり、
戦争しちゃったり、原発をやめられなくしたりするんだと思う。


ホントは奪い合わなくても充分ある。
ホントは敵なんていない。
ホントはすでにいいものがあって豊かになるのはとても簡単。

そもそも不幸せな人間はろくなことをしでかさないわけで。

そういえば、どこぞの独裁者はすごく寂しそうな顔をしてる。
まるで夕暮れに知らない町で迷子になって泣きそうな子供の顔だ。
寂しくて寂しくて、それを満たそうとするうちにぶくぶく太って、
存在に自信がなくて威張り散らしてる。

ホントの幸せは自らの内にあるのに、
間違って外を探すうち、際限なく外へ外へ向かって迷子になってしまってる。



住宅の設計を通して私がずっと考えてきたところは
人の幸せの根本がどこにあるかというところだ。

幸せな施主は自分の本音を知ってる。
自分が何が好きで、これから作る空間でどんな時間を過ごしたいのかをきちんと知ってる。
だからそれを素直に実現できるプランになるし

自分に向きあう時間や空間をとても大切にしてこだわりと予算をかける。
設計打ち合わせは、お互いのことを想いあってるっていうコミュニケーションの機会と同義だ。

さらに、最近気づいたのだけど、そういう施主さんたちは必ずと言っていいほどパートナーと 快適な セ ☆クスできちゃう感じの家になる。
この話はまた今度♡

そんなふうに自分を大切にするために使われた時間とお金は、
同じ質のエネルギーの流れを作って
そのエネルギーで形になった家はそのエネルギーを記憶して住む人に再現しつづける。




私、地球が好きだからね、

私が作りたいのは、自分を大切にするエネルギーを再現しつづける装置としての空間だよ。

かの独裁者すら幸せにしてしまう家を設計してみたいとも思う。

人には自分の愛し方を知ってほしいと願うよ。




強引にまとめるけどさ、
いい家をつくりたかったら
まず、自分の本音を知ることだよ。
そしたら自分をどうやって大切にしたらいいかが見えてくるから。


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