黒子の笑み

2014年6月1日 日常
時々、心が折れそうになる。
なぜ、私は失わなければならなかったのか、
と時折、ふと考えてしまうような時に。

本気で好いてくれてると知った瞬間
このままでは相手を不幸にするかもしれないという恐怖感で
もしくは、いずれ知ってがっかりさせるんじゃないかという恐怖感で
冷たくあしらって遠ざけてしまったような
後悔の夜に。

病気は、心に不自然な歪みがあるよとおしえてくれるといった
親切なものではなく
悪いから罰せられた、
という罪の意識の呼び水だ。

そして意外にも、罪の意識は蜜の味がする。

わかってるんだよ、
この甘い蜜に酔って幸せを遠ざけてるって。

でも、めいっぱいの虚勢でもって




私はサバイバーだ!!




と叫んでみても
お節介な黒子が



イマ、は、ね。



と耳元で囁く。




明日がどうかなんて誰もわからないのは同じじゃないか!
いい加減にしてよ!!



そう反論しても黒子はその薄い唇をニヤニヤさせてる。





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