体力のなさには定評のある私、
何を血迷ったか、富士登山をしたいと思い立った。
好き好んでシンドいことをするあたり、
きっと前世は修行僧かなんかだったに違いない。
一緒にいくならやっぱりダーリンがいい。
もしもへばっても、彼なら私を担いでくれそう。
早速、昨晩は彼の耳元でMt.Fujiの素晴らしさについてこう、ささやきつづけた。
『ごつごつした岩肌,
眼下に広がる雲、
山小屋で体を寄せ合って眠って、
朝は暗いうちからおきて、二人でご来光の神秘的な光を待つの、、、、
素敵だと思わない?
マウントフジは日本一の山だから
予約がすぐに埋まるのよ。』
と私。
『んー、まあね、でもどうかな、休みが取れるかな、、、、』
と彼。
もう一押し。
『私はあなたといろいろな未知なる経験をしたいと思ってるの、
あなたと一緒に眺めるNo.1の山からのサンライズは最高なはず!!』
『そうかもしれない。』
『そうよ、そうよ、それにあなたはオタクだけれど
四国88箇所参りもしてるんだから
普通のオタクよりはかなりタフなのよ。
私はか弱いけれどあなたがいれば心つよいわ。頼りにしてるわ。』
『うん、オーケーベイビー、僕がついてる。
君の荷物はまかせて、きっと頂上までいけるよ。』
『じゃあ、今この瞬間、ネット予約するからね、
キャンセル料は3割かかるからね。』
『わかった、きっと休みもとれるよ。』
うふ、作戦どおり。
彼も前世は修行僧だったに違いない。
そしてさっき彼から休みが取れたとメールがきた。
何を血迷ったか、富士登山をしたいと思い立った。
好き好んでシンドいことをするあたり、
きっと前世は修行僧かなんかだったに違いない。
一緒にいくならやっぱりダーリンがいい。
もしもへばっても、彼なら私を担いでくれそう。
早速、昨晩は彼の耳元でMt.Fujiの素晴らしさについてこう、ささやきつづけた。
『ごつごつした岩肌,
眼下に広がる雲、
山小屋で体を寄せ合って眠って、
朝は暗いうちからおきて、二人でご来光の神秘的な光を待つの、、、、
素敵だと思わない?
マウントフジは日本一の山だから
予約がすぐに埋まるのよ。』
と私。
『んー、まあね、でもどうかな、休みが取れるかな、、、、』
と彼。
もう一押し。
『私はあなたといろいろな未知なる経験をしたいと思ってるの、
あなたと一緒に眺めるNo.1の山からのサンライズは最高なはず!!』
『そうかもしれない。』
『そうよ、そうよ、それにあなたはオタクだけれど
四国88箇所参りもしてるんだから
普通のオタクよりはかなりタフなのよ。
私はか弱いけれどあなたがいれば心つよいわ。頼りにしてるわ。』
『うん、オーケーベイビー、僕がついてる。
君の荷物はまかせて、きっと頂上までいけるよ。』
『じゃあ、今この瞬間、ネット予約するからね、
キャンセル料は3割かかるからね。』
『わかった、きっと休みもとれるよ。』
うふ、作戦どおり。
彼も前世は修行僧だったに違いない。
そしてさっき彼から休みが取れたとメールがきた。
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