風に乗る建築と椅子のこと
風に乗る建築と椅子のこと
■椅子の話に入る前に
大阪国際美術館について。

この外観が実は好き。
アルゼンチン生まれのCeisar Pelliの作品で

今にも飛び立ちそうな翼のような
風をいっぱいにふくんだ船のマストのような

重たいはずの建築を軽々と風にのせてみせてくれた彼のマジックが大好きだ。

内装はキラキラ光る大理石のモザイクタイルのロビーの床と
小口の表情が面白いギャラリーの床が好き。



■そして見つけたChippenfield!!

ギャラリー出口付近に、
疲れた足を癒してくれとばかりに並んでいた
『AIR FRAME 3007』。

このエッジィモダンなアルミハニカムフレームのソファは
普通のモダン建築にははまりすぎてつまらない、
ポストモダン建築にこそぴったり。

アルミのサラサラした感触が楽しい。

だけど切り口の処理が、思ったより良くなかった。




■さらにエスカレーターで出口に行く途中、みつけたAlberto Meda

『HIGH FRAME』の白。

よくみると、受付とか柱の下とかにいっぱいおいてあった。

実際にみると写真で気になっていたフレームの継ぎ目が意外と気にならない。

ポリのネットの背面と座面がほどよく体に馴染んで、
またアルミフレームの曲線が気持ちいい。

特に、後姿が好き。
船のマストみたい。

この椅子を選択した人は
Ceisar Pelliの建築を翼じゃなくて船のマストのほうをイメージして
このArberto Medaを入れたんじゃないかなーと思った。



コメント

nophoto
Bima
2014年5月11日16:57

That kind of thiinkng shows you’re on top of your game

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